がんばれ日本のものづくり

私は日本の経済が活性化するには、地方が活性化するよう地方の製造業がもっと
頑張らなくてはいけないと考えています。この為に町工場でも導入ができる生産
管理システムの普及に勤めてまいりました。
ものづくり白書2016からこれに関連し、気になるデータを見つけましたので
紹介いたします。

日本では製造業のGDP比率は約18.5%で、サービス・小売業の約半分です。
(各国のGDP比:米国6.1%、英国3.7%、独22%,中国と韓国30%)
また、全就業人口における割合は16.9%で減少傾向にあります。

米国は自動車産業が衰退し金融立国として変貌したように、アベノミクスも
金融政策を中心に進めているので、日本は米英に追従し金融立国の道を歩むの
かと危惧していました。
しかし、この比率は独と同じで日本の製造業の底力を見たような気がします。
昨今、日本の工場は海外進出が主流で空洞化が問題視されていますが、まだまだ
伸びしろが多いと思われます。

地域で見ると都会ではサービス小売のGDP比率が高く、地方においては製造業
が高くなっています。
また、製造業が他産業への経済波及効果は2.13倍で地方ではより高くなる傾向
があります。製造業がITで生産性を10%向上すると、地方の経済は20%向上
するといえます。
このように地方では製造業が経済の中心であり、雇用と所得の源泉となっています。
さらに、製造出荷数が多いほど県民所得が高いとのデータもあります。

地方の製造業の活性化が県民所得を上げ経済成長を促す要因の一つと考えます。
しかし、製造業の中で小規模の工場は全体の8割以上を占めており、その殆どが
資金難で苦慮しています。
ITで生産効率を高め生産性を向上したくても出来ないのが実態です。

 

生産管理を支援するコミニティサイト「ものづくりポータル」で詳しく掲載しています。

http://fnw.co.jp/in-factoryforum/